ナチュラル│子宮頸部の異形成

子宮頸部の異形成(前ガン状態)
パップ・スメアー検査で簡単に診断がつく。子宮頸部の組織の一部を顕微鏡で調べると、異常な細胞がみられるのだ。病理学者はその異型性の程度を1度から4度までに分類しているが、数字の大きさは異型の程度の大きさをあらわし、細胞の変異が進行すると子宮がんになると考えられている。しかし、この型のがんは、初期ならば非常に治りやすい。だから早期発見のために、年に1回、パップ・スメアー検査をしたほうがいい。これを2年つづけ異常がなければ、あとは3年に1回検査をうければいい。ほどんどの子宮頸部がん、およびその前がん状態は、イボの原因であるヒトパピローマウイルス類のある種類による感染からおこるとされている。
前がん状態という診断を受けると、3~4度の場合は、すぐに専門家の治療を受けなければならない。新技術のレーザー手術は比較的簡単で、効果もいい。1~2度の異型なら、自分でもいろいろ試してみて、消えたかどうか確かめよう。まずは生殖器に刺激を与えているいるものを突き止めていただきたい。IUD(避妊リング)を使っている人は、ペッサリーかコンドームに変えることだ。培養組織や塗抹標本をとってもらい、発見されていない感染がないかどうか調べることも大切だ。膣の軽度の感染が前がん状態の原因であることが少なくない。その場合は、原因が取り除かれればすぐ治る。
診断を受けたら、すぐにベータカロチン剤を飲み始めていただきたい。1日5万IUでいい。それに加えて、ビタミンB群のひとつ、葉酸を1日10ミリグラムずつとることだ。わたしは膣洗浄を毎日行うこともすすめている。
これを1カ月続けてから、ふたたびパップ・スメアー検査を受ける。正常に戻っていたら、洗浄をやめ、ビタミン剤の服用量を減らす。ベータカロチンと葉酸はそのまま、適当な時期まで続ける。現代医学の治療を受けるのは、その後でいい。

2019年10月
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