てんかん
脳の電気的活動の興奮が高まり、周期的に正常な脳機能が混乱して発作を起こす病気である。生まれつきの人もいれば、後天的に発病する人もいる。てんかん発作には意識消失や強直性痙攣をともなう大発作のように非常にドラマチックなものもあるし、一瞬意識が失われるだけで、ほとんど気付かないものもある。一度でも発作を起こした人は、必ず神経科医の診断を受けていただきたい。
現代医学のてんかん治療はほとんど薬物療法で、外科手術はめったに行わない。薬物療法が効果的な発作もあれば、あまり効かない発作もある。たとえ効く薬でも、患者に歓迎されないことが多い。てんかん治療薬はすべて、気分やエネルギーレベルに影響をあたえる抑制作用と鎮静作用があるからだ。そしてほとんどの医師は、他の方法で発作を抑えたり、薬の服用量を減らそうと考える患者に適切な助言を与えていない。
わたしはてんかん患者に家庭療法の情報を提供しているが、抗てんかん薬をやめたときの危険性について必ず伝えるようにしている。抗てんかん薬は、健常者がしばらくのんで突然やめると発作を起こすほど強力な薬である。抗てんかん薬を飲んでいる人は急にやめてはならない。発作の機会を減らす他の方法を実行し始めてから、少しずつ減らしていくことだ。もし発作が再発したら、処方された量の抗てんかん薬を飲むことが必要である。
発作治療の狙いが脳の興奮性を減少させることにある以上、まずすべきことは生活からタバコ、コーヒー、紅茶、アルコール、コーラ、チョコレートをはじめとする興奮性の薬物を追放することである。
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