気功に関する問題│配慮.2

配慮すべき問題/
練功中の注意事項
①心を落ち着かせる。
②呼吸は柔和でなければならない。
③発生した感覚は追求せず、恐れず、とりあわない。
④唾液が増えても吐き出してはならない。
⑤姿勢が不適当であれば、身体を少し動かし調整してから再び始める。
⑥突然大きな音がしても慌ててはならない。静功しているときは突然立ち上がってはいけない。すこし落ち着いてから引き続き行うか、放松功の3線放松を行ってから静功を終える。動功のときはすこし落ち着いてから今までの功法を引き続き行う。
練功終了時の注意事項

①練功が終了したならば、ゆっくりと目を開き。身体をすこし動かしてから立ち上がる。
②一般的に静功後に、いくつかの保健功、あるいは動功を行うのがよい。動功終了後に散歩か歩くとよい。
(3)練功期間中における注意事項
①功を焦ってはならず、順序に従い少しずつ進める。食べ物は空腹になってから食べ、腹八分目とする。
②練功の質を高め、練功を順調に進め、より良い効果を収めるためには、守るべき規律、すなわち練功の要領を把握しなければならない。
③自己の精神情緒を把握し、ゆったりとした心で行う。
④気候の寒暖の変化に注意し、感冒やその他の病状を防ぎ、ひどくなっても練功に影響を及ぼさないようにする。
⑤女性には生理前には数日間練功を停止するか、腹式呼吸を自然呼吸に変え、胸部の膻中を意守し、生理期間の延長や、月経過多を防ぐ。
⑥一定期間練功を続け、健康状態が大幅に改善された頃に、遺精が現れる練功者がいるが、正異常な現象である。心配することはなく、「1冊1兜」および「提撮低閉」の方法を用いる。
⑦自分の身体状況にもとづき性生活を把握しなければならない。もし身体の具合が良ければできるだけ減らす。性生活を行う夜は、練功を停止する。
⑧練功後睡眠時間が減少するかもしれないが、元気に溢れ日常の仕事をやり続けられれば、練功の効果を収めたことを意味している。
⑨煙草は練功中には禁煙すべきである。
⑩練功期間は、常に指導者の指導を受ける。
⑪病状により、必要な治療と組み合わせる。

2024年4月
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