気功の臨床│気功の弁証論治

気功の弁証論治
気功療法は医療措置であって、単純な方術、神仙術の類ではない。だから、臨床応用にあたっては、病症を弁別する必要があるばかりでなく、さらに深く弁証を組み合わせることができれば、その治療効果はより顕著なものとなるであろう。
①姿勢について
気功鍛錬にあたっては、まず正しい姿勢をとることが要求される。そうすることによって、身体に無理なく、のびやかな状態に調整されて、スムーズに放松入静の状態に入ることができる。
②呼吸について
呼吸鍛錬は、柔らかく自然であるとともに、病状の相違に応じた呼吸法が取られなければならない。
③用意について
練功時の用意は、一般的には、身体の緊張から解き放たれて緩んでくることをイメージして、ある字句を頭の中で黙読してから、身体の内外のある部位に意を注ぐ方法がとられる。
④動功について
気功鍛錬では、必ず動と静とは結合されなければならず、相互に促進し合うものでなければならない。

2024年4月
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