小周天功法│煉薬

煉薬
封固し終わったら、そのまま火逼金行の方法をもって武火を運用し続けていき、一本の暖流が自然に背部督脈を昇っていって三関を通り抜け、さらに頭頂…崑崙より下りるようにもっていく。前面を流注する任脈に接続したならば、文火を用いて下丹田へと帰す。これが煉薬である。
<三関>
いわゆる三関については、内丹術の3段階の功夫や三花聚頂、あるいは頭、足、手を指して三関といっている場合がときたま見受けるられるが、それ以外はすべて気が通過しにくい督脈上の3か所の部位を指して三関としている。
三関を通り抜けるときに、スムーズに通過する場合もあるし、また障碍に遭遇するときもある。
<上・下鵲橋>
丹書では、人間の出生すると任脈・督脈の両脈はすでに中断されていると考えられるが、胎内に居るときに、この両脈がもともと連接していた位置を鵲橋と称する。上鵲橋は印堂、鼻竅に位置していて、一つは実で一つは虚である。下鵲橋は尾閭、肛門に位置していて、これもまた一つの虚で一つは実である。上・下鵲橋を気が通過しようとするときには、漏出しないように注意しなければならない。上鵲橋で漏出するのは、ほとんどが大周天でのことである。小周天でおこりえるのは下鵲橋でのことで、放屁という現象で現れる。練功において放屁してはならないと説いている丹書があるが、それはこの場合のことである。実際において、精気が谷道(肛門)を通過するときは、谷道を引き締めたり持ち上げるのうにして、放屁してはならない。
<三丹田>
上丹田泥丸は、別に乾頂、天谷、内院と呼ぶ。中丹田絳宮は又の名を黄堂、土府、玄竅と呼ぶ。下丹田気海は、またの名を神炉、天根、坤炉、土釜などと呼ぶ。
後面の三関、前面の三田を通過する間に、上・下鵲橋、崑崙(頭頂)、十二重楼(気管)、華蓋(肺)、海底(会陰)、谷道を経過して一回りの循環を成すが、これが小周天にほかならない。
<玉液還丹>
煉薬の過程で、口の中に唾液が増えて、それを飲み下すと清らかな香りと旨さを覚えることがある。これが玉液還丹で、丹術家はこれを重視する。