帯津良一│寝違え

寝違え
落沈
寝返りも打てないほど疲れているときに無理な姿勢で寝たり、枕が高すぎたりすると、朝起きたとき、首が回せないくらいの痛みが生じることがあります。完治するまで2、3日かかる場合もあります。痛みが強いときは患部が炎症を起こしているので温めてはいけません。
寝違えたときの特効ツボは、略沈です。「枕から落ちる」とは、いかにもそれらしい名前ですが、昔から伝わるツボの一つです。
落沈は全身の痛み止めのツボとして使われ、足の捻挫などの痛みにも有効なので、覚えておくと便利です。
ツボ押しをして2日すぎても治らないときは、別の原因の疑いもあるので、我慢せずに専門医を受診しましょう。

2024年7月
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