帯津良一│乗り物酔い

乗り物酔い
内関
平衡感覚を司る耳の三半規管には、リンパ液が流れています。乗り物酔いは、普段は経験しない上下左右、前後の揺れによってリンパ液が揺れ、三半規管や視覚情報により脳がパニックを起こし、自律神経失調の症状がでることで発生します。普段は大丈夫な人でも、体調の悪いと乗り物酔いをすることがあります。冷や汗が出て生唾がわき、顔が真っ青になって吐き気がこみ上げてくる…。
そんなつらいことになったら、内関を推せば安心です。内関は心臓や胃の調子を落ち着かせる働きがあり、吐き気を抑えるのに抜群の効果を発揮します。
乗り物に乗る20分前ぐらいに刺激すると、乗り物酔いの予防に期待できます。内関に米粒やビーズ、仁丹などをテープで貼り付けて乗るのもよい方法です。イザとなったら、その部分を強く押して下さい。

2024年4月
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