西野皓三│西野流呼吸法

西野流呼吸法で第六感も磨かれる理由
悠久の生命史の中で、動物は呼吸を変えることによって陸に上がることが可能になりました。呼吸を変えることができなかったら、動物は今でも水中に暮らしていたはずです。呼吸を変えることが、人間の誕生の出発点だったと言ってもいいでしょう。
これから自分の素晴らしい人生を、最善に生きようとすれば、言い換えれば、潜在能力をフルに発揮しようと思えば、呼吸の仕方を見直し、よりよい呼吸法を身につけるということが当然大切になってきます。
ヒトは横紋筋による肺呼吸を行っています。横紋筋は意識によって動かすことのできる筋肉です。肺呼吸は意識してよりよい呼吸を行うことが可能なのです。西野流は、ヒトがよりよい呼吸を行うためのメソッドとして発見された呼吸法です。
呼吸と、身体知の源泉・腸管内臓系は密接な関係にあります。
エラ呼吸を行う前の動物たちは、皮膚呼吸によって生きていました。
苔虫類などの原始動物は5億年ほど前、海中の岩にくっついて、原始的な口の周囲に生えている触手で食べ物を捕らえ、また、同時に、波の間に間に揺れる触手で“皮膚呼吸”をしていたのです。
この頃の原始動物には、消火器と呼吸器しかなかったのです。その消化器と呼吸器は密接な関係にありました。次の段階で、原始動物はやがて進化をし、「皮膚呼吸」から「腸管呼吸」に移行していきました。脊髄動物への道の始まりは、この「腸管呼吸」からだと言われています。
身体知を獲得する、最良の方法は呼吸を変えることです。
西野流呼吸法は、腸管内臓系に働きかけ、この生物の呼吸の大本である「腸管呼吸」の能力を活かすメソッドです。西野流呼吸法を行えば、「三代かかる」と言われた味覚もたちまち変わります。
もちろn変わるのは味覚だけではありません。呼吸を変えることによって、五感はすべて敏感になり、いざという時に働く第六感も驚くほどさえてくるのです。