西野皓三│足芯呼吸①

なぜ“足芯呼吸”が大切なのか①
西野流呼吸法のベースになっている足芯呼吸は、意識を用いて足の裏から息を吸い、生命エネルギー(気)を全身に巡らせるという全身呼吸法ですが、その実践の基本は、どの西野流呼吸法の本にも明記してあるように“鼻から息を吸う”ことです。
鼻から細く長く吸うことで腸管内臓系が刺激され、自然に横隔膜が連動して深い呼吸がしやすい状態になります。
西野流呼吸法は腸管内臓系を緩め、生きる大本の本能を強化するメソッドであると同時に、嗅覚を刺激することによって、情動脳である大脳辺縁系をも活性化する呼吸です。
腸管内臓系と嗅覚という、情動にとって重要な2つの器官を同時に活性化することで身体知を培うことができるのです。
大脳新皮質だけが働いているのでは「本物の知性」と呼べません。この呼吸を続けることで頭脳知と身体知のバランスを取ることができるのです。
足芯呼吸を二、三回繰り返すと、まず気持ちが落ち着いてきます。腸管内臓系が働きだすことによって、大脳新皮質の「過熱」が収まり、すっきりした気分になっていくのです。