古歩道│肝炎と覚醒剤①

肝炎ウイルスの蔓延の陰に覚せい剤①
疫病や感染症の予防接種は、西洋医学のシンボルといっていい。
現在も接種が義務付けられており、国費で負担しているジフテリア、百日咳、破傷風(3種混合ワクチン)、麻疹や風疹、日本脳炎、結核など、任意ではおたふく風邪や水疱瘡などがある。これらを受けさせている親御さんも多いことだろう。そこで注意してほしいのは、乳幼児の段階で、絶対に予防接種をしないことだ。病気が怖ろしいからといって、焦って乳幼児に予防接種を行うと、突然死するケースが少なくない。ある程度、身体が成長してから行う。乳幼児にワクチン接種を勧める医者は信じないことだ。
予防接種の問題は、日本の予防接種が深刻な「医原病」をもたらしていることにある。もっといえば計画的に「病気」を仕組んできた疑いがあることなのである。
今回、集めた資料の一つに人気イラストレーターのがん闘病記があった。『キン・コン・ガン!ガンの告知を受けてぼくは初期化された』(文春文庫PLUS)である。著者は渡辺和博氏。文化人として活躍していたようなので知っている人もいるかもしれない。この本が興味深いのは、日本の医原病をさりげなく、そして命がけで告発していることにある。
闘病記によれば、渡辺氏は2003年、末期の肝臓がんが発覚した。C型肝炎キャリアだったのだ。C型肝炎に感染すると長い潜伏期間を経て発病した際、ほぼ間違いなく肝硬変から肝臓がんへと悪化していく。1950年生まれの渡辺氏は、自分がキャリアだった理由を子供時代の予防接種が原因と推察する。彼が子供時代の1960年代は予防接種がもっといえば盛んで学校で集団接種を受けてきたからだ。
ここで重要なのは、1988年頃まで注射針は使い回しが当たり前だったことにある。つまり、クラスの誰か一人でも肝炎キャリアだとクラスや学校で、一斉に血液感染する可能性が高まる。事実、予防接種が義務化した1948年。それ以降から1988年までの40年間、たくさんの人が肝炎キャリアとなっている。