古歩道│日本医師会による…③

日本医師会による日本医療占領③
ところが日本医師会は、外食=寿司屋と決め付け、寿司屋が高いというならば、うどん屋より安くしてやる、と押し付けてきた。そう、誘導してきたのだ。その挙句、安くした分、税金を優遇しろ、儲けが減った分、客にお土産(薬)を渡して帳尻合わせるから、その代金は国が払え、と理論をすり替えてきたのである。
外食が寿司屋に限定され、それが安いとなれば、あらゆる外食産業は寿司屋以外、すべて崩壊することになる。それでも商売を続けたければ、寿司屋の傘下に入るしかなくなる。うどん屋だろうが、牛丼屋だろうが、どんなお店だろうが、店員から値段、その資格まで、すべて「寿司屋」(医師会)が管理することになる。
これが戦後25年間、わずか四半世紀の間に日本に起こった実態だった。日本医療「占領」戦争に、見事、日本医師会は勝利した。日本医師会の勝利は、数百年の長きにわたって日本人を支えてきた民間療法の敗北と崩壊を意味した。明治維新以後、ドイツ医療ギルドの横暴の中でも生き延びてきた民間医療の伝統は、こうして失われたのである。
繰り返すが薬価差益は、医師を自由に使えるアングラマネーである。要するに医師会が医療侵略戦争で撃ちまくってきた「実弾」なのである。日本医師会という開業医の団体(軍団)に実弾(政治家への献金)の補充が必要となれば、選挙前、医薬品メーカーに「薬価」の引き下げを要求すれば、簡単に集めることができる。選挙のたびに膨大な実弾が飛び交うのだ、医師会に立候補が殺到するのも当然であろう。
庶民が頼りにしてきた民間医療を失えば、人々は否が応にも西洋医療に依存するしかなくなる。選択肢がなくなれば、人は「いい悪い」の判断は鈍くなる。悪いと気づいてもどうしようもないと諦めてしまう。独裁体制の弊害は、まさにそこにある。
かくして日本でも「人殺し」医療が始まっていく。それはアメリカやイギリスとは違う「日本型」の医原病を生み出すことになった。
…「予防接種」、ワクチンビジネスである。