妊娠検査キットの販売がなぜ禁じられていたのか①
医師不足は「医者が不足する」ように制度を作り替えていることで起こっている。十分な数の医師が揃っているのに、足りないよう、足りないよう、システムを改悪してきた。
それ以上に問題なのが西洋医による「医療の独占」であろう。それでも文句をいうなら、日本医師会に、こう反論すればいい。
あなたたちが医療を「開放」すれば、あっという間に医師不足は解消する。それどころか病院の半分は、即座に倒産する。医師たちの半数も職を失う。医師不足が本当に解消されて困るのは、あなたたちだろう、と。
医師による「医療の独占」について、分かりやすい例を紹介しよう。
1990年ごろ、日本医師会と日本薬剤師会が、ある「医薬品」を巡って大騒動を起こしたことがあった。
妊娠検査薬である。
現在ならば、女性は妊娠かどうか確かめるときは薬局やドラッグストアで「妊娠検察キット」を購入する。トイレで尿をかければ簡単に検査できるし、値段も1000円程度と手軽だ。実は、この妊娠検査薬、長年、日本医師会によって一般販売が禁止されてきた。理由は簡単である。妊娠検査薬を売れば、産婦人科の患者が減るからだ。
古歩道│妊娠検査キット①
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