妊娠検査キットの販売がなぜ禁じられていたのか④
エイズや肝炎ウイルスの検査キットにせよ、妊娠検査キット同様、薬局で売っていれば、心配な人は随分と助かるだろう。何より、エイズに感染していることに気づかず、大切な人に感染させるリスクを考えれば、いますぐやるべきことであろう。
学校も問題だ。基本的に学校には「校医」が義務づけられているが、校医は、たいてい、近所の病院や診療所の持ち回りで、必ずしもすべての時間に常駐しているわけではない。
保健室に常駐しているのは、基本的に「保健の先生」だ。保健の先生は、医師ではない。行えるのは、生徒が怪我をした時に簡単な応急処置をすること、学校で購入した市販薬を渡す程度だ。たとえば高インフルエンザ薬の「タミフル」(このタミフルの問題はあとで取り上げる)は、感染から48時間以内に処方しないと効果はない。体調が悪くなって生徒さんが最初に来るのは保健室。ならば保健の先生が高インフルエンザ薬を処方すれば確実に悪化を防ぐことができる。怪我で化膿した場合でも、病院の処方箋がなければ渡すことができない抗生剤を保健の先生が渡すだけで随分と状況は変わっれこよう。
古歩道│妊娠検査キット④
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