古歩道│医師不足の真因④

「医師不足」を煽ったほうがお金儲けに都合がいい④
さっきも説明したが、産科や小児科不足は、ベテラン看護師と助産師さんをナースプラクティショナーにすれば、あっという間に解決する。彼女たちのほうが、下手な医師より、よっぽど役に立つ。また、産科や小児科のドクターも女性が多く、彼女たちも出産や育児で退職していることも多い。ナースプラクティショナーで在宅勤務にすれば、彼女たちもすぐに現場復帰することだろう。今の医療体制では、復帰できないだけなのだから。
医師不足は嘘であり、その気になれば、すぐに解決する。
にも拘らず、最も難しい問題で、容易に解決しないように見せかけ、誰もが医師不足に疑問を持っていない。
この現実が今の医療体制が、「人殺し医療」となっている何よりの証拠だろう。
要するに、日本の医療体制は「がん」を発症している。ここで理解すべきは、この「がん」は、日本の社会が生む出したものではなく、欧米の医療ギルドから「転移」してきたということである。明治維新後、日本の医療体制に転移した小さながん細胞が、敗戦後、日本医師会と、医療マフィアというべき「旧731部隊」の闇のネットワークによって、日本の医療を崩壊させるほど増殖したのだ。
病気の治療にとって最も大切なのは、病気の「原因」を探ることである。原因を究明しなければ、また、すぐに同じ病気になってしまう。対処療法では問題の解決にはならないのだ。
現代医療を蝕む「がん」は、どのように生まれ、いかに発症したのか。
次の終章で「国際医療マフィア」について語ることにしよう。

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