古歩道│ナチス医療②

ナチス医療マフィアが人殺し医療の元凶②
病気は「敵」と思うところからやめなければならない。現実社会で起こる暴動や内乱にせよ、経済問題や貧困、格差など、多くの原因から生まれる。それを「敵」として攻撃したり、排除したりするのではなく、原因となった問題をひとつひとつ時間をかけて解決する。社会システムを改善する。これが正しい選択だろう。同じく、こういう発想の医療は、実はたくさんある。むしろ、西洋医学以外の医療は、敵を懐柔して仲直りしよう、悪いところ、問題の箇所を改善していこうという考えのほうが多い。
東洋医学もそうだし、多くの伝統療法や民間療法、欧米でも19世紀から20世紀初頭まではホメオパシー(身体に負担をかけない代替療法)が盛んだった。
ナチス医療マフィアと結びついた西洋医学が、そうした別の医療体系までも病気同様、「敵」と決めつけ、排除してしまった。西洋医学は、医療ギルドという軍隊組織がもとになっている。他の組織への攻撃力も高い。その性質をナチスに悪用されてきたのだ。
西洋医学の持つ性質がすべて悪いわけではない。その特性を活かして、警察や消防、あるいは災害のたびに活躍する日本の自衛隊のようになればいいのだ。
今の医療体制は軍事独裁体制となんら代わらない。戦争中のナチス・ドイツの状況とまったく同じということを私たちは理解する必要がある。
ナチス医療マフィアたちは、きっと「西洋医学の発展で人類は繁栄している、事実、人々の寿命は格段に伸びたではないか」、そういって世論を誘導するだろう。
騙されてはいけない。先進国の寿命が伸びているのは、栄養状態と衛生状態が改善されたからで、必ずしも西洋医学の発展だけが原因ではないのだ。
人を殺せば逮捕される。当然、現代医療を「人殺し医療」にした連中も、その罪に問われなくてはならない。
人殺し医療を廃絶する戦いを、今すぐ、はじめようではないか。
本書が、その戦いの火蓋を切る役割を果たすことを願っている。