言霊百神│いろは歌(随想)③

「いろは歌」は仏教の奥義と云われるが、この歌の如く唯「空」を説くだけでは仏教即神道の本質に触れたものでないことは「水蛭子」の意義の説明で了解されよう。「いろは歌」を上の如く並べてみると最後の文字を縦に読むと「とかなくてしす」と云う言葉があらわれる。すなわち「説かなくて死す」である。「四十九年一字不説」と云われ、或いは「ただ半字のみを説き、卍字を説かず」と云われるが、釈迦が仏教の解説紹介者、仏陀下生の予言者たるに止まって仏教の実体を説かなかったことの謎が「いろは歌」に秘されている。斯うした純歴史上の釈迦と、宗教的に理想化されて信仰の対象となっている釈迦とを冷静に識別しなければならない。この事は歴史上のイエスと宗教信仰上のイエスの場合に於ても同様である。因みにこのとかなくてしすを「科なくて死す」と釈けばキリスト教的意義があらわれる。 また上図(いろはにほへと)の最初の文字を縦に読むときいちよらやあゑと云う言葉があらわれる。これはエホバ(ヤハウェ)の意義を示したヘブライ語であると云われる。

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