言霊百神│島生み③

伊予国を愛比売(えひめ)と謂ひ
讃岐国を飯依比古(いひよりひこ)と謂ひ
粟国を大宜都比売(おおげつひめ)と謂ひ
土左国を建依別(たけよりわけ)と謂ひ

愛比売はその中に言霊エ(慧)を秘め(比売)ている音であるからオである。智慧エ(般若)は経験智オの中から発現する。飯依比古はイヒ(飯・イの霊)すなわち言霊を選(依)る音(比古・霊子)であるから言霊エである。大宜都比売の名は是から時々出てくるが言霊ヲである。大いに宜しき都と云う意味で、「六合(くにのうち)を兼ねて都を開き」(『日本書紀』)などと云う時の都である。ミヤコは宮子、言霊の組織体のことであって、その組織は言霊ヲの活用で作られる。建依別は飯依比古と略同じ意味で言霊ヱの区別区分と云う意味になろう。是等の意義は言霊オとエの相関関係がはっきりするとよく判る。オとエとは哲学的にはカントの云う純粋理性と実践理性に当る。

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