言霊百神│種智①

扨て、五十音は仏説の摩尼宝珠であり、一切種智である。五十葉土、五十葉巣を形而上のもの或いは精神的なものと考えると哲学上宗教上の問題となるが、これを生物学的なものとして取り扱うことも一つの態度である。肉体の上でこの精神の種である一切種智に相応するものは生物の「種」の淵源である細胞核の染色体であることが了解される。人間に於けるその染色体数は全世界の人種を通じて男性47個、助成金48個であって、この染色体数は言霊数の日文47音(ひふみ47おん)といろは48音に一致する。
一切種智は精神機能の基本要素であるが、これが発現する肉体的根拠は細胞の染色体でなければなるまい。前者は活動状態に於ける精神の帰納した極限であり、後者は生活状態に於ける肉体を解析した極限であって、仏説の一切種智と生物学上の「種」の淵源の染色体とは本来唯一の総合態である生命現象を、夫々自己の精神的内観と、顕微鏡的客観と云う二つの異なった方法を以て別個に調べ上げた結果として発見し得た一致した回答であると云うことが出来る。