言霊百神│境涯と言語③

第五の仏陀(正覚)者は右の四段階の言語と共に此の境涯独特の言語を用いる。すなわちそれが人間の言語の精髄である布斗麻邇であり、仏所護念と云われる世界人類普遍の言語である。
以上の五段階の言語のうち低次元のものはそのままより高次元の境涯に通用するが、高次元の言語は低次元の世界には通用しない。石拆神は斯くの如くに五段階に裂けている

根拆神(ねさくのかみ)
音裂である。五十音を分析すると音の様相があることが判断される。音とは韻(ひびき)であり、実相顕現の契機(きっかけ)である父韻である。父韻はアオウエイの根(根底)であるイ段に位し、そのイ、ヰ言霊を八つに裂く知性発現、実相発生の原律である。八卦であり、八正道、八条目であり、音楽ではオクターヴであり、科学的には八で括られる元素の周期律でもある。

2024年4月
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