言霊百神│境涯と言語⑧

建御雷神の原理は後段、大国主神、建御名方神を言向け和わした原理である。建布都神の布都は都を布くと云うことで、「六合(ろくのうち)を兼ねて都を開く」(『日本書紀』)とあるが、その全宇宙(六合)を包摂して国家を建設する原理が建御雷である。それは「百敷の大宮」と云い「高千穂の奇振嶽」と云う「言霊布斗麻邇」の最高の範疇である。神武天皇は東征の砌り、高倉下で此の神剣の用法すなわちその言霊図に祭り(真釣り)合わせて政治を行う方法を授けられた。建布都、豊布都は石上神宮に祭られてある神剣である。

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