言霊百神│黄泉国㉑

また(且)後には(、)か(其)の八くさの雷神(八雷神)に、
千五百の黄泉軍を副えて(、)追はしめき
後には八雷神と黄泉醜女のみならず、千五百の黄泉の軍勢を加えて追うて来た。日蓮(天台)の云う「一念三千」に対して千五百はその半数である。それを数える基本数は言霊数五十であって、これを展開細分すれば千にも千五百にも三千にもなる。人類文明の道は岐美二神が共同して、そしてやがて分担して創造するものであって、三千(道)の半分千五百ずつを高天原と黄泉国が受け持って完成して行く。三千の半分は千五百であり、千(道)の半分は五百(妹、妻)である。
軍は五種(五雑)でアイウエオの五行を根幹とするすべての(東洋的)知識学問のことである。太古神代には近代科学の生物学、理論物理学の知識はもとよりなかったわけだが、然しその当時の黄泉国にも文字の原理を始めとして、それ相当な哲学が印度にもギリシャにも或いはエジプトにもメソポタミアにも存し、また支那には練炭還金術と云う原始的な科学の原理さえもあったろうわけで、それ等が挙って伊邪那岐命を追いかけて来た。