言霊百神│禊祓(二)㉓

(知訶島)(ちかのしま)
以上、衝立船戸神より辺津甲斐弁羅神まで十二神が位する宝座を「知訶島、またの名は天之忍男(あめのおしを)」と云う。知訶とは知識を叱り、たしなめ、とがめて是正することであり、すなわち知識経験の整理方法であり、文明確立の原法である。忍男は大いなる男、すなわち言霊(男、音子)の偉大なる活用と云う意味である。
言霊麻邇の把握はその初め純精神的なものであって、従って、主体的なもの、冷煖自知すべきのみのものである。すなわちそれは自己内面の世界から外に出ることのない、ただ自証のみがその存在を認識し得るところの限局されたものである。その自証をお互いに交換し合うためには矢張り「唯仏与仏」の世界における「拈華微笑」の方法を土台としなければならない。

2021年12月
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