言霊百神│禊祓(三)㉒

こ(此)の三柱の綿津見神は(、)阿曇連等(あづみのむらじら)が祖神とも(以)ち斎(いつ)く神なり(也)、
かれ(故、)阿曇連等は、こ(其)の綿津見神の子、宇都志日金拆命(うつしひかなさくのみこと)の子孫なり(也)
綿津見と阿曇は同義語。宇都志は現であり現実である。日は霊。金は神名すなわち言葉。宇都志日金拆命はその現実の言葉が咲き出ることで、「言の葉の誠の道」によって、たとえば国、家、人、生命、道、君、政治、山、川、稲、麦、豆、菜、魚、鳥、虫、鍋、釜、衣等々と云うようなすべての現実の事物の命名を司る役人のことであって、『竹内文献』には天日万言文造主尊(あめひのよろずことふみつくりぬしのみこと)と云う名がある。その万物に命名する根拠原理が禊祓によって精錬され普遍化された言霊麻邇そのものであるところの此の三つの綿津見神と三筒之男命である。即ちそれは高天原の国の国語であり神の言葉である大和言葉を創り出す原理である。

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