私の気功体験⑳

私が気功から言霊に変わったには、気功治療をしている時、大阪から姉の治療をしてほしいと依頼があり、大阪に出張治療に行ったとき、依頼主より言霊の本をもらったことより始まりました。
この本を読むと、言葉に音の大切さ、日本語の50音の仕組みが哲学にような意味を持っていることがよく判りました。しかし常識から考えると直ぐには信じられぬ事に長い間悩んでいました。そして最後に私には荷が重いと思い依頼主にお返ししようと考え連絡をすると連絡ができません。そこで近所の親戚の方に連絡をすると、彼は亡くなり、家族は引っ越しをしてしまったことが分かった。
これでは言霊を普及させることが彼の私に対する願いだったことが判り、断ることもできないので自分のできるだけの事はしようと考え直しました。しかしこの作業は簡単な事ではなかった。気功だけなら実践を積み上げることによって道は作れるが、言霊は人の根源=哲学にも通じるし、私はマルキストであり、唯物論の立場で物事を考える習慣が身に付いている。これをひっくり返す、もちろん今の私は共存共栄の立場になりましたが当時は本気でひっくり返す事を考えました。
高齢になって本を読む事は肉体的にかなりの負担、しかし習慣ですので再度身に付けることによって解決し、学生時代の多読を始めました。しかし思いと現実のギャップは大きく、自分一人でできる仕事ではないことを悟りました。

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