私の言霊体験㉒

資本主義というシステムでは競争が絶対的であるから格差も絶対的となってしまう。協力と競争は二つをコントロールすることによって生産性を高めることも可能となる。他方だけでは無理が生じるのは当然である。市場経済は競争しかないようなイメージではだめである。競争のイメージでは最終的に市場経済は戦争経済に行き着くのも当然ということになる。競争の最終段階は戦争である。物を作っても最終的に戦争によって破壊しつくすのでは物を作る意味がないではないか。社会がデフォルトを繰り返すのもこれが原因であるように思う。
また生産を高める事だけが幸せではないはずである。市場経済を最優先に考える社会では無理がある。市場経済を道徳によるコントロールがなされないと市場経済そのものが自滅してしまう。それは協力と競争のバランスをとる政治、教育が行われなければならない。。
最終的にには言葉と文字により統治が行われなければならない。人々のエネルギーに方向性を与えるのは言葉と文字であるからだ。バランスの問題である。

2024年4月
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