共同体を解体するのが分業による労働、人の労働の価値尺度としての金、商品社会では労働力も商品となる。価値のある商品とは人の労働をものに付加されたものが価値となる。芸術とは精神を物質に付加されたもの、あるいは演奏するときに付加されるものである。精神力がなければ芸術としての価値はない。だから芸術を理解できるものは人であり人以外のものには理解できないという結論になる。最初の芸術の萌芽は言葉による創造であろう。詳しくはその道の専門家に任せるとしてここで言いたいのは分業による労働によって価値が作られ交換が始まると共同体が分裂していくという事実である。交換がシンプルであればあるほど交換による格差は生じない。複雑であればあるほど詐欺が横行する隙が生ずる。
だから新しい時代はシンプルで、本物のみが生き残る時代となるであろう。今は過渡期であるので両方が存在しているが次第に淘汰されくるものと思う。誰でもわかる仕組みを作らねば平等の原則が徹底されることができないし、また複雑であれば自由度にも限界が生ずる。そして嘘がなく本物のみが生きる社会が新しい社会である。当面は二つを見る目が必要となるが生き方はシンプルで大丈夫である。二つを使い分けなければならない人もいるかもしれない。置かれた条件で変わると思います。
私の言霊体験㊹
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