中国秘伝ひとりあんま気功㉓

頭痛がひどい⑵
④眉尻と目尻から親指の横幅一本分ほど横にある、偏頭痛に効果的な太陽というツボに、両手の親指の指面をあて、徐々に力を入れて押しもみます。力を入れるにしたがい、徐々に範囲を広げ、ツボの周囲も押しもみし、酸脹感があらわれた後、三十秒間くらい押しもみます。
⑤頭のてっぺんにある、頭頂部の頭痛によく効く百会というツボの外側約二センチのあたりに両手の中指をあて、百会のほうに皮膚を寄せていくような感じで押していきます。酸脹感が生じた後、さらに三十秒間くらい押し続けてください。
⑥両手の指の関節をすべて曲げて、熊手のようなかたちをつくりましょう。熊手型になった両手を左右の髪の生え際にあて、同時に力を入れて押します。
 髪の生え際に酸脹感がでたら、指をすこし(指の横幅くらい)上のほうに移動して、そこを押します。こうして、指の横幅ずつ手を移動させながら、頭のてっぺんのコースを、数回くりかえします。
 以上①〜⑥を頭痛もちの人は、頭痛が治るまで毎日続けましょう。なお後頭部とか、頭頂部とか、頭痛の箇所が限られている場合は、それに対応したツボ刺激だけでかまいません。

2024年5月
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