中国秘伝ひとりあんま気功⋆②

胃潰瘍に最適な心を安静にする内養功⑵
②かるく目と口を閉じ、ゆっくり呼吸をします。まず鼻から大きく息を吸いながら、腹部をふくらませ、次に深く長く口から息を吐ききったところで、ほんの一瞬息をとめます。
 つまり、息を吸って、吐いて、とめる呼吸法です。
 息を吸うときには上顎に舌をつけ、「安静、安静」とか、「リラックス、リラックス」とか、「心を安らかに」などとゆっくり心なかでつぶやきます(息をとめる瞬間も、同じ言葉をつぶやいてください)。
 呼吸をしているときは、かるく丹田に意識を集中しましょう。丹田はヘソから親指の横幅で一・五本分ほど下までの範囲をいい、この丹田には、胃とつながる胃経という経絡(気のとおり道)や胃の機能と密接な関係のある脾経という経絡がとおっているので、丹田を意識することで、胃経と脾経における気の流れがよくなり、胃の機能を高め、胃潰瘍の症状を改善します。
 こうして丹田に意識を集中し、心のなかで気持ちを安らかにする言葉をつぶやきながら、ゆっくり呼吸をくりかえしてください。
 最初のうちはあまり時間を気にせず、いちおう五分間くらいを目標にして、疲れない程度で終了します。なれるにしたがい、すこしずつ時間を長くして、最終的には一回一〇分間以上つづけるようにしてください。
 なお、内養功は、日常的につづけていると、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の予防法にもなります。

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