波動医学.10│チャクラとは

⒑結ばれあう生命のネットワーク…チャクラとはなにか
あたらしい疾患モデル…チャクラの機能障害としての病気
第七チャクラ(冠チャクラ)
第六チャクラ(眉間チャクラ)
第五チャクラ(咽喉チャクラ)
第四チャクラ(心臓チャクラ)
第三チャクラ(太陽神経叢チャクラ)
第二チャクラ(仙骨チャクラ/臍チャクラ/性腺チャクラ/脾臓チャクラ)
第一チャクラ(根チャクラ/尾骨チャクラ/基底チャクラ)
チャクラのダイナミズム…個人の進化のもつ霊的な意味
クンダリニー・エネルギー…チャクラの機能と高次意識の発達
瞑想、転生、病気…カルマ・エネルギー貯蔵庫としてのチャクラ
瞑想と悟りの生理学…心臓…脳共鳴モデルと「身体…クンダリニー」症候群
【キーポイント】
1.大チャクラは特殊なエネルギー変換装置であり、微細エネルギーを取り入れて体の主要な内分泌系器官、神経その他に配分している。
2.各チャクラの機能は意識が持つ種々の側面、とくに感情に関係している。感情はこれらのエネルギー中枢を通過するエネルギーの流れに影響を与える。感情的問題をかかえて、感情体(アストラル体)に機能障害をおこしているとき、特定のチャクラとそこを通過する微細エネルギーの流れが変化する。
3.七大チャクラのいずれもが、特定の感情的、霊的問題によって正しく機能しなくなる恐れがある。未解決の感情的問題をかかえたままでいると、チャクラの機能障害が発生してくる。そのようなチャクラ機能障害が存在すると、そのチャクラにつながっている体の臓器や内分泌器官に養育的な微細エネルギーが供給されなくなる。チャクラにあるブロックが慢性化すると、細胞のバランス障害、ついで疾患の発症にいたる。
4.種々のチャクラにおいて微細エネルギーの流れが変化する現象は、持続的ストレスが体に否定的な影響をあたえる一因になっている。
5.おそらく最大のチャクラ機能障害は、心臓チャクラの機能障害であろう。なぜなら、このチャクラは自己と他者への愛をつかさどる部位だからである。心臓チャクラは、心臓および血液循環、肺、胸腺などの体の臓器に養育的な微細エネルギーを供給している。心臓チャクラの慢性化した機能障害は、心臓病、脳卒中、肺疾患、あるいは種々の免疫異常を引き起こし、体を細菌やウイルス、がん細胞に対して無防備状態にされすことにもなる。
6.チャクラは胎児の発達中の臓器にもエネルギーを送っているため、過去世からもちこされた重大な感情的ブロックがあると、カルマ由来の先天的障害が発生することになる。そのようなカルマ由来の疾患は幼少期に発症するか、あるいは遅延効果によって人生の半ばに発症する。
7.瞑想はチャクラを開放し、活性化し、浄化するための大切な方法である。とくに積極的ビジュアライゼーション(視覚化)の技法と併用すると効果的である。
8.根チャクラ(尾骨チャクラ)は、人間に生来そなわった協力なクンダリニー・エネルギーが貯蔵されている場合である。クンダリニー・エネルギーは、体内のすべてのチャクラを活性化し、整列させる作用をもつ。そしてチャクラの解放と共に霊的な覚醒をもたらす。クンダリニー・エネルギーは、毎日の瞑想の結果として、自然に解放されてくるものである。
9.イツァク・ペントフやリー・サネラ医師は、未解決のストレスにともなう一連の身体的問題と、それがクンダリニー上昇による自然発生的なチャクラの解放にもたらす効果を研究してきた。彼等はその身体レベルの障害を「身体…クンダリニー症候群」と名づけた。この症状は瞑想の持続的実行者に最も頻繁にみられるが、自然発生的にもみられることがある。
10.ペントフは瞑想中に活動をはじめる一連の振動子を体内に発見した。心臓と大動脈のあいだにある独特のフィードバック系を介して、瞑想中の体の微弱な振動は脳内の特定の経路における、電気的…音響的な刺激を引き起こす。
11.ペントフのモデルによると、長期の瞑想修行によって感覚運動野に電気的ループが形成され、やがて脳内に蓄積された過去のストレスの解放がはじまる。身体…クンダリニー症候群をもつ瞑想者が自覚する種々の症状は、蓄積されたストレスが脳から放出されるさいに発生するものかもしれない。
12.長年にわたる瞑想は脳内にあたらしい神経回路を形成し、あらたなストレスの蓄積を予防する。そしてじっさいに脳内の快感中枢を刺激する。このように、瞑想やクンダリニー上昇の過程は、ベントフがいうように人間が生来もっているストレス発散機構であると考えられる。

2024年4月
« 3月    
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930