古歩道│崩壊したイギリス③

「ゆりかごから墓場まで」が崩壊したイギリス③
イギリスでは、日本の半世紀以上早く医療のハイローミックスによる効率活用を取り入れていたわけで、NHS「国民健康サービス」が「最高の医療体制」として、世界中から絶賛されたのも無理はなかろう。
そう、医療体制としては、このNHSはパーフェクトに近い。
かつて世界が絶賛したイギリス医療は、今、どうなっているのか、ご存じだろうか?
「イギリス料理より酷いシロモノ」
あのプライドの高いイギリス人が、そういって嘆くほど荒廃しているのである。
イギリスの医者の酷さは、今やイギリス国民の定番ネタ。医者の悪口を語り合うサイトやブログが山のようにあるので、その中からいくつかピックアップしてみよう。
「イギリス人の医者は、聴診器を持っているが使い方を知らない。注射器もあるが薬剤が入っているのをみたことない。きっと彼らは医療機器コレクターなのだろう」
「一度、カルテや処方箋を書くと平然と100人に使い回す。だから名前の違う処方箋をもらっても心配するな、どうせ中身は一緒だ。しかも役に立つ中身でもない」
「どんな忙しい時でもティータイムをするのがイギリス紳士の嗜み、急患が飛び込んできても平然と定時で帰宅するのがイギリス人医師の嗜み」
「現在、心臓バイパス手術で13年待機中。手術が先か、心臓が止まるのが先か、デットヒートの真っ最中。ちなみに、この勝負、ブックメーカーは賭け不成立といっている」
「珍しく薬が処方された。飲むべきか、飲まざるべきか。それが問題だ」
「名医に当たるのは、宝くじに当たるようなもの。つまり宝くじを当てて外国で治療するほうが確実である」
「イラクに行けば銃弾が飛んでくるが、病気や怪我をすれば治療してもらえる。ロンドンは銃弾こそ飛んでこないが軽い病気や怪我で命にかかわる。どちらが安全なんだ?」
「ヴァージン(イギリスの航空会社)に乗ったとき、機内で急患が出てアナウンスが流れた。『ドクターはいませんか?イギリス人以外の』」