それでも戦前までは日本の医療ギルドはまだよかった②
結果的に庶民の医療は、相変わらず江戸時代から続く漢方、鍼灸、整体、薬草や民間療法で賄われ、昭和中期、1950年代まで「庶民の医療」として機能していく。その意味では、医療ギルドの支配を受けながらも、決して最悪な医療体制ではなかったのだ。
そう、この時代までは、良くもないが悪くはなかった。
問題は、戦後にある。医療ギルドが本格的に牙を剥き、日本人の生命を奪いだすのは、戦後からとなる。そう、ついに医療ギルドが生み出したモンスターが暴れだす。
ゴジラが放射能を吐きながら東京を壊滅させたように、日本の素晴らしい伝統的な医療システムを徹底的に破壊し尽くしていくモンスターが…
吉田茂をして、そう言わしめた。
…日本医師会、である。
古歩道│日本の医療ギルド②
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