言霊百神│子音の意義⑫

三つの置師を三置(みち)と云う。道の語源の一つである。隠神(かくりがみ)である先天の事もまた道と云うが、これには玄(みち)と云う字が充てられる。三置は実際具体の道である。凡そ人間の一感一思、一挙手一投足が現実のものである限り、すべて此の三置から離れることがない。三置は須臾刹那の間に存し、聖人賢者に非ずと雖も造次顛沛も是から離れることがない。実相である子音とは知的直観による純粋経験としてこの三置の運用である。そして更に此の三置の運用に於ける三つの典型的な体系を称してまた道と云う。すなわち後述する天照大御神、月読命、須佐之男命と云う三命である。仏教ではこの三命を称して阿耨多羅三藐三菩提と云う。

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