言霊百神│音の整理⑦

(吉備児島)
以上、金山毘古神より和久産巣日神までを一まとめに締めくくった神の宝座、すなわち此の場合は原理の一区劃を吉備児島と云う。よく備わった児の島であり、児島の児とは初めの簡単な整理しめくくりと云うことである。

既にして迦具土の文字が生まれ、和久産巣日として一応の整理がなされたのであるから、これからは一音一音の検討ではなく五十音字の図表全体の上での宇宙の道理としての言霊の意義の哲学的な開明と建設が行われることになる。この時この建設の材料となる和久産巣日、豊受と云う出来上がったばかりの素朴な五十音図を「天津菅曾(麻)」と云う。麻はアからサまでの音を配列した五十音図を意味し、ソを衣と書けば言葉は心が着るころもであることを示す。衣をモと読めば五十音の倍数の百音のことである。

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