私の言霊体験⑧

言葉による認識から言葉による物質化。言葉は認識の手段であり論理的思考の道具である。この論理的道具を使って物質化を図っているのが現代社会である。しかしこの論理的道具が人によって違い、またやり方も何通りもあるようである。またどれが正しいかは実践することにより明らかになるようである。そこには妄想の入り込む隙があるので厄介である。妄想とは事実より発生した思い違いの膨らんだものと定義しておく。事実より派生しなければ人は妄想が膨らむこともないしまた信じることもないであろう。また妄想も一つの創造力となるものである。そのことを自覚し妄想の世界に入るのであれば良いが妄想が妄想を生み、事実とかけ離れてしまえば本人も妄想であると自覚できるので良いが、同じ事を繰り返し考えるともう病的である。
そういう場合は思考をストップさせて自然と親しむ事をすべきだ。同じ思考の繰返しは精神を破壊するからだ。思考と事実のバランスを上手くとることが大切であり、考えすぎた場合は自然に戻る事が大切である。これは病気についても同様であると考える。

2024年4月
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