私の言霊体験⑲

私たちは言葉により、自分の立場を相手に伝え新しい集団と友好関係を築く。ただし言葉が違うと互いの意志交流ができず、対立反目する事も起る。そのような状態が長く続けば取り返しのつかない事態にも直面するだろう。これまでの人類の歴史とはそのことの繰返しであったのではないであろうか。言葉が同じであれば互いの意志は通じるが、違えば通じない。この時大切な事は相手の立場に立って解決することであろう。一方が欲望の思うがままに行動すれば他方も同じ行動をし争いは他方の絶滅まで続くことになるであろう。この事を回避するために人類は言葉を発明したのであろう。しかし言葉の発明により社会はより複雑となり人は言葉によるストレスも感じるようになるのである。私たちは社会が複雑になればなるほど言葉も複雑になっていくことを自覚しなければならない。また人は自然界の法則を認識すればそれを言葉に表現しなければ利用する事も広げることもできない。そのため教育が大切になってくるのである。