2021年07月

言霊百神│境涯と言語⑧

建御雷神の原理は後段、大国主神、建御名方神を言向け和わした原理である。建布都神の布都は都を布くと云うことで、「六合(ろくのうち)を兼ねて都を開く」(『日本書紀』)とあるが、その全宇宙(六合)を包摂して国家を建設する原理が…

言霊百神│境涯と言語⑦

建御雷之男神、 また(亦)の名は建布都神(たけふつのかみ) また(亦)の名は豊布都神(とよふつのかみ) 建は田毛である。天照大御神の御営田(神田)である言霊図を田と云い、その田に生じた毛である言霊をタケと云う。雷は五十神…

言霊百神│境涯と言語⑥

樋速日神(ひはやびのかみ) 樋は水が流れる通路であるから、宇宙生命の流動変化循環の道理が一眼で速やかに判るように言霊が組織されることで、ここでは言霊変化の一覧表と云ったものが作成されたことである。その例は「ヒフミヨイムナ…

言霊百神│境涯と言語⑤

甕速日神(みかはやひのかみ) 甕は素焼の土器である五十音図のこと、速日とは其処に書かれてある言霊(日)の性状組織の全貌が一眼で判るように総合整理されることで、音性早見表と云うようなものが作成されたと云うことである。その早…

言霊百神│境涯と言語④

石筒之男神(いはつつのをのかみ) 石筒は五十葉筒であって、石拆の原理でも何れも一貫した筒か管の様な通路の形で言霊の変化発展連続の姿を示している。アオウエイもカサタナハマヤラもそれぞれに筒と見ることが出来る。石筒は五十音言…

言霊百神│境涯と言語③

第五の仏陀(正覚)者は右の四段階の言語と共に此の境涯独特の言語を用いる。すなわちそれが人間の言語の精髄である布斗麻邇であり、仏所護念と云われる世界人類普遍の言語である。 以上の五段階の言語のうち低次元のものはそのままより…

言霊百神│境涯と言語②

第二の声聞位の人は所謂インテリゲンチャであって、民衆のものである感覚言語を用うると共に、その上に学術語である抽象的概念を使用する。然しこれ以上の言語を持たない。 第三の縁覚位の人は所謂宗教家、芸術家であって、この級の人は…

言霊百神│境涯と言語①

此の図表(図は本を参考)を読んだ時、特に注意して頂きたいことは、人間が日常に使用する言語の様態に五つの次元的段階があると云うことである。その人が到達した境涯の如何によって使用する言語、理解し得る言語に制約がある。この事は…

言霊百神│犠牲③

石拆神(いはさくのかみ) 五葉拆である五十音言霊は先ずアイウエオの五母音の五段に分析される。この五母音が宇宙の基本の道理であることが確立したことである。『古事記』「序文」には「五行の序を齊(ととの)へたまふ」とあるが、仏…