2021年01月

言霊百神|開闢(中今の意義)②

高天原 ここでは精神界、法界、または本体界と云うほどの意味に取ったらよい。この言葉は用いる時と所によって夫々多少の意義の相違がある。一塵も止めぬ清浄無垢な「空」と言われる全大宇宙の境涯即世界、及びその「空」の内容である実…

言霊百神|開闢(中今の意義)①

天地はじめ(初発)の時 天地は今此処で絶えず開闢しつつある。『古事記』が説く「天地(あめつち)のはじめ」とは天文学や生物学の歴史の上に観念で取り扱うところの事物の初めを云っているのではない。『古事記』「神代巻」は必ずしも…

言霊百神|はしがき追記②

繰り返し述べるが、もとより本書が完全なものであるわけがない。何故なら概念や比喩を以て完全に摩邇を説明する事は不可能であって、完全なものは布斗麻邇五十音そのものであるからである。斯うして概念や比喩や行道を以て五十音を釈くこ…

言霊百神|はしがき追記①

『言霊百神 古事記解義』のプリントは昭和39年一先ず完成して、幾冊かを知人に頒布したが、これと云う反響は起こらなかった。40年の夏、神道天行居の井上俊治氏がこれを読んで感激して下さった。同氏は同年秋出版した『第三文明への…

言霊百神|はしがき②

この冊子をテキストとして、本来の神道が拠って立つところの比類のない神道独特の原理の組み立てを一通り弁えて頂き、共に手を携えて更に此の神即言葉の道の深奥微妙の部分を究めて行こう。世界の覚者を糾合してそのための研究機関も開設…

言霊百神|はしがき①

言霊の冊子が出来た出来たんだ 出来たんだよと大空に叫ぶ 一年近くの間に毎月少しずつ書いては謄写版に刷って来た「古事記百神」の講義は本号を以て一段落した。 言霊を離れて日本を説き神道を語ることを得ず、布斗麻邇を学ばずして人…

古歩道│あとがき③

企業は、ある意味、利益の追求のためにはなんでもする。人を殺すほうが儲かるなら、殺すほうを選択する。人が健康になるほうが儲かるなら、健康にするためになんでもする。企業のその体質を利用してしまえばいいのだ。 巨大な製薬メーカ…

古歩道│あとがき②

同じく医療保険料にしても、健康な人ほど「安く」なるよう逆インセンティブをかければどうだろうか。タバコやお酒、運動をしない、不摂生をしている人は、どんどん逆ポイントがついて保険料が上がっていく。このあたりは自動車保険と同様…

古歩道│あとがき①

まともな医療体制を取り戻すことができるだろうか? 本書を読んで、不安になった人もいるかもしれない。 安心してほしい。今の「人殺し医療」を「人を救う医療」にすることなど、実は、それほど難しくはないのだ。 処方箋は「逆インセ…

古歩道│ナチス医療②

ナチス医療マフィアが人殺し医療の元凶② 病気は「敵」と思うところからやめなければならない。現実社会で起こる暴動や内乱にせよ、経済問題や貧困、格差など、多くの原因から生まれる。それを「敵」として攻撃したり、排除したりするの…
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