スタッフブログ

五十音言霊の歴史①

 言霊について今迄色々説明をして来ました。言霊の学問が世界の屋根といわれる高原地帯が発祥の地だとか、聖(霊知り)の集団が推定八千年前頃この日本に渡って来て、その原理に基づいて日本語を作ったとか…現代人が余り耳にしない事の…

コンピュータと言霊

 最近のコンピューターの研究は目覚しいものがあります。第五世代コンピューター、第六世代コンピューター…と人間の頭脳にとって代る高度の機能を持つコンピューターの開発が試みられていると聞いています。人間の心の現象は千差万別、…

教育と言霊

 教育の荒廃・貧困が叫ばれてからもう永い年月が経ちます。教育制度の改革の議論は毎年のように繰り返されていますし、大学の入試のやり方はめまぐるしいばかりに変ります。迷惑するのは受験生ばかりということになりかねません。社会の…

大脳生理学と言霊

 先ずは近年急速に研究が進んだといわれる大脳生理学と言霊との関係を取り上げることにします。 「人間の大脳半球は解剖学的には左右が対称的に見えるが、機能的には著しい差があり、そのうち最も顕著なものは言葉の局所ということであ…

前方後円墳

 今は考古学ブームだそうです。○○の墓の発掘、××城跡の発見など考古学的発掘のニュースがテレビや新聞を賑わしています。民族の昔に一般の人の眼が向くということは、国民生活が安定していること、また自分の国の存在に誇りを持ち始…

カゴメ、カゴメ

「かごめ(篭目)、かもめ、篭の中の鳥は、何時何時出やる。夜明けの晩に、鶴と亀が出会った。後ろの正面だーれ」  上のわらべ歌はどなたでも御存知のここと思います。けれどもこの歌が言霊の原理より見ました人間社会に関しての予言書…

鰹木

 鰹木に移りましょう。神宮正殿の棟の上に、棟とは直角の方向を向いて鰹木が並んでいます。その鰹木の数は内宮が10本、外宮は九本です。鰹木とは何を表徴したものなのでしょうか。内宮と外宮の鰹木の数に相違があるのは何故なのでしょ…

千木

 伊勢神宮の屋根は茅葺で、四十五度の傾斜です。棟の両端に千木が二本ずつ立っています。内宮の千木は内削と言って切口は水平であり、外宮の千木は外削と言って切口が垂直になっています。  千木というのは道木の意味で、道理の気とい…

木階

 神宮正殿の正面についている木の階段について見ることにしましよう。その木階の数は内宮・外宮で相違があり、内宮は十段、外宮は十一段となっています。この段の数の相違は何を意味しているのでしょうか。言霊の原理から考えてみます。…

床板

 伊勢神宮の内。外宮の正殿の構造で明らかに相違しているものの一つに床板の張り方があります。内宮は床板が南北の方向に張られているのですが、害宮は東西の方向に張られている事です。この違いは何を意味しているのでしょうか。  古…
2024年9月
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