中国秘伝ひとりあんま気功㉓ 頭痛がひどい⑵ ④眉尻と目尻から親指の横幅一本分ほど横にある、偏頭痛に効果的な太陽というツボに、両手の親指の指面をあて、徐々に力を入れて押しもみます。力を入れるにしたがい、徐々に範囲を広げ、ツボの周囲も押しもみし、酸脹感…続きを読む
中国秘伝ひとりあんま気功㉒ 頭痛がひどい⑴ 目、耳、脳の病気が原因となる頭痛は、専門医にかかることが必要ですが、検査をしても脳などに異常がなく、疲労や睡眠不足、ストレスが原因だと思われる慢性の頭痛は、自分でツボを刺激するだけで症状を改善することが…続きを読む
中国秘伝ひとりあんま気功㉑ その他注意事項 ①調身の大事なポイントは、体をリラックスさせることです。そのためには、単に力を抜くだけでなく、調身を行う前に、体を締めつけている一切のものを外し(または、ゆるめて)体を束縛するものから解放して、楽な状態に…続きを読む
中国秘伝ひとりあんま気功⑳ 日常的な時間への回帰・収功 あんま気功法を終了する際に、かかる一連の動作をして、気功をおさめることを「収功」といいます。 これはスポーツをした後にはかならずクールダウン(整理運動)をする必要があるように、収功はあんま…続きを読む
中国秘伝ひとりあんま気功⑲ 指先を垂直に立ててツボを押すと、その先端はかなり細い点に近づきます(ですから、鍼麻酔のかわりに指先で麻酔をかけることもできるのです)。ところが、指面はわずかな面積だとはいっても、指先に比べれば、その数倍の面積でツボに接…続きを読む
中国秘伝ひとりあんま気功⑱ ゆったりしたリズムで腹式呼吸を 人間はふだんとくに意識もせずに、呼吸をつづけています。この無意識の呼吸が、息を吸うときに腹がふくらむ腹式呼吸の人もいれば、息を吸うときに胸がふくらむ胸式呼吸の人もいます。 調息における…続きを読む
中国秘伝ひとりあんま気功⑰ 丹田を意守するのは、丹田は本来気が集まるところなので、ここに気を集めて体内の気の流れを調節する目的があります。また、手を意守するのは、ツボを刺激する前に手に気を集めて、手から気が出やすいようにスタンバイするのです。 …続きを読む
中国秘伝ひとりあんま気功⑯ よいイメージを思い浮かべ、雑念をはらう 調心は自分の意識をコントロールして、雑念をはらい、精神を統一し、究極的には無の境地にいたることです。しかし、仏教僧や武術の達人でない限り、いきなり無の境地になれと言われても、なれ…続きを読む
中国秘伝ひとりあんま気功⑮ いちばんくつろげる姿勢を選ぶ あんま気功法の姿勢は、立式(立つ姿勢)、座式(すわった姿勢)、臥式(寝た姿勢)歩行式の四種類があります。座式は、椅子にすわった姿勢とあぐらをかいた姿勢に大別され、臥式はあお向け、うつ伏せ、…続きを読む
中国秘伝ひとりあんま気功⑭ 補足し合う三種類の調節 ここまで心身の調節とひっくるめたいい方をしてきましたが、正確にいうと、あんま気功法には三種類の調節があります。調身、調心、調息です。 この三つの調節のうち、調身は姿勢の調節のことです。すなわち…続きを読む