医療

西洋医学の歴史│ 近代.2

近代ヨーロッパの医学.2  十七世紀のモリエールは芝居のなかで、宗教とともに医師をも真っ向から批判しています。モリエール自身、胸を病んでいて、当時の医師にかかって、そのインチキさかげんに、いや、当時の医学そのものの不完全…

西洋医学の歴史│ 近代.1

近代ヨーロッパ.1  医療にルネサンスの影響が現れるのは十六世紀からで、ヴェサリウスの解剖学が始まりです。その解剖学は大部分が彼が自分自身の目で見たことを述べて、それまで金科玉条とされていたガレノスの学説を根本から揺るが…

西洋医学の歴史│中世

中世の医学  次に中世の医学は、ご存じのように、キリスト教の支配下にあり、学問としてはまったく停滞します。迷信が横行して理性が死に、ギリシャ・ローマの医学説を金科玉条にして、これに盲従しました。しかしアラビアには、中世ヨ…

西洋医学の歴史│古代

古代の医学  西洋でも、医術と魔術とは昔から堅く結びついていたのですが、ギリシャ時代に、医学の父と言われるヒポクラテスが、健康と病気を自然の現象として観察して、医術を魔法から引き離した。当時のエンペドクレスやアリストテレ…

東洋医学.25

八綱弁証で証を.3 ⑤陰証と陽証  陰陽学説では、陰陽の相対的バランスが失調し、偏盛または偏衰が起こることで病気になると考えています。  疾病の発生には、虚証と実証で説明した正気と邪気が関係しています。正気には陽気、陰液…

東洋医学.24

八綱弁証で証を.2 ③寒熱の証  寒熱は疾病の性質を寒と熱に区分したものです。寒証と熱証は、身体の陰陽状態を表したもので、陰陽バランスが崩れると生じます。陰盛(陰が強い)または陽虚(陽が弱い)は寒証として、陽盛または陰虚…

東洋医学.23

八綱弁証で証を.1 ①八綱弁証で基本の証を立てる  八綱弁証とは最も基本的な弁証法です。八綱とは、表・裏・寒・熱・虚・実・陰・陽のことです。この八つは、表裏・寒熱・虚実・陰陽の組み合わせなっており、表裏は病位の深浅を、寒…

東洋医学.22

弁証論治とは.2 ③弁証方法の選び方  東洋医学では、長年培ってきた臨床経験から、証を立てるためのいくつかの弁証方法が確立されてきました。八綱弁証、六淫弁証、気血津液弁証、臓腑弁証、経絡弁証、六経弁証、三陰三陽弁証などで…

東洋医学.21

弁証論治とは.1 ①証を決め、治療法を確定する  東洋医学で診断・治療を行うときに、まず四診を行い、そこで見たり聞いたり、感じたりした情報を分析して証を立てます。証とは診断結果のことで、患者の自覚症状を重視し、四診で得た…

東洋医学.20

証とは  鍼灸院や漢方医院などに行くと、現代医学の病院や医院とは違った東洋医学独特の診断が行われることがあります。その特徴的な診断が四診です。  四診とは、望診、聞診、問診、切診という4つの診断を組み合わせるて、患者の状…
2020年8月
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