医療

東洋医学.24

八綱弁証で証を.2 ③寒熱の証  寒熱は疾病の性質を寒と熱に区分したものです。寒証と熱証は、身体の陰陽状態を表したもので、陰陽バランスが崩れると生じます。陰盛(陰が強い)または陽虚(陽が弱い)は寒証として、陽盛または陰虚…

東洋医学.23

八綱弁証で証を.1 ①八綱弁証で基本の証を立てる  八綱弁証とは最も基本的な弁証法です。八綱とは、表・裏・寒・熱・虚・実・陰・陽のことです。この八つは、表裏・寒熱・虚実・陰陽の組み合わせなっており、表裏は病位の深浅を、寒…

東洋医学.22

弁証論治とは.2 ③弁証方法の選び方  東洋医学では、長年培ってきた臨床経験から、証を立てるためのいくつかの弁証方法が確立されてきました。八綱弁証、六淫弁証、気血津液弁証、臓腑弁証、経絡弁証、六経弁証、三陰三陽弁証などで…

東洋医学.21

弁証論治とは.1 ①証を決め、治療法を確定する  東洋医学で診断・治療を行うときに、まず四診を行い、そこで見たり聞いたり、感じたりした情報を分析して証を立てます。証とは診断結果のことで、患者の自覚症状を重視し、四診で得た…

東洋医学.20

証とは  鍼灸院や漢方医院などに行くと、現代医学の病院や医院とは違った東洋医学独特の診断が行われることがあります。その特徴的な診断が四診です。  四診とは、望診、聞診、問診、切診という4つの診断を組み合わせるて、患者の状…

東洋医学.19

中医学の臓腑とは  『素問』五臓別論篇では、五臓とは精気が蓄えられ充満していることで働くのに対し、六腑は中空(虚)で、食べ物やその代謝産物が送られてきたときだけ充ちる(実)状態になって働きます。寄恒の腑も中空だが、中に精…

東洋医学.18

精と神の概念 ①精とは何か  東洋医学では、身体を動かすエネルギーを気の類とし、精、気、神の三つに分類し、これら生命をつかさどる重要なものとして三宝ともいいます。  精には先天の精と後天の精の二種あります。先天の精は、腎…

東洋医学.17

津液の概念 ①身体を潤す物質“津液”  津液とは、血以外のすべての体液のことを指します。水穀の精微が気化した水分が津液となり、三蕉を通り道として、全身を循環します。循環させるのは、体内の水分循環をつかさどる肺がにないます…

東洋医学.16

血の概念 ①身体の栄養源となる“血”  血は全身の各器官に栄養を与え、滋養させる働きを持ちます。解剖生理学でいう血液と似ているが、赤血球や血小板といった区別はなく、生成や作用も違い、血と血液は同じではありません。  血の…

東洋医学.15

経絡の働き ①気や血が通る通路  経絡は体中に張り巡らされ、気や血がその中を巡っています。ただし実際に人体を解剖しても経絡を見る事はできません。その働きは、西洋医学でいう、血管、リンパ系、神経系などさまざまな役割をになっ…
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