言霊

言霊百神│日の少宮②

『古事記』「神代巻」は以上の百神の原理を以て終わらず、この後更に「天の誓ひ」「天之岩戸開き」「須佐之男命と櫛名田比売」「大国主神の経営」「武甕槌神の言向け和はし」「国譲り」「天孫降臨」「海幸彦と山幸彦」等々のいきさつが次…

言霊百神│日の少宮①

三貴子の出生を以て伊邪那岐大神すなわち岐美二神の創造は完了した。すなわち神道の基礎である布斗麻邇百神の原理は完結した。人類の霊魂、精神に関する高天原法界の文明は斯くの如くにして完成された。それは歴史的には凡そ一万年の昔の…

言霊百神│三貴子の誕生⑯

(両児島) 以上、八十禍津日神より須佐之男命までの十四神を総合する神々の宝座を「両児島、またの名は天両屋」と云う。両つとは禍津日と直毘の二つであり、また天照大御神と月読命、須佐之男命の二つである。その一方は整理された麻邇…

言霊百神│三貴子の誕生⑮

然し『古事記』には述べられていないが、月読命、須佐之男命にも此の麻邇に代わるべきものが与えられてある。すなわち月読命に授けられたものは概念と文字(漢字)である。須佐之男命に授けられたものは数の原理である。その昔、伏羲が日…

言霊百神│三貴子の誕生⑭

その他の二つの知性は麻邇を用いずしてやって行く人類の修業と研究の過程に於けるものであったから、仏教やキリスト教や儒教では麻邇宝珠、マナ、或いは「結縄の政」などと云う名称だけは知られているが、その実体の伝承がない。時にはモ…

言霊百神│三貴子の誕生⑬

然らば伊邪那岐大神は何故に天照大御神だけに麻邇を賜わって、他の二命には授けなかったのだろう。その理由は高天原の国日本の朝廷だけが人類の精神文明の宗家宗源としてこの麻邇の把持、継承、運営の天職に任じ、他の世界ではこれを用い…

言霊百神│三貴子の誕生⑫

この三貴子分治決定の時、伊邪那岐大神から特に天照大御神に対して御頸珠の玉を賜って、高天原を知食す天璽(あまつみしるし)とされた。頸は組霊と釈かれる。御頸珠は言霊神麻邇である。すなわち八坂之勾玉の五百箇の御統の玉である。言…

言霊百神│三貴子の誕生⑪

是等世界の精神文明、物質文明は夫々別箇に偶然に発祥したわけではない。すべて高天原に於ける世界の天津日嗣の指導に基づき、その経綸に係わる所のものである。斯うした歴史的な経緯消息は『第三文明への通路』の中で簡潔に説いて置いた…

言霊百神│三貴子の誕生⑩

三権分治の領域を地理的に説いて行ったら判り易い。高天原は叡智の国、言霊の幸倍う国である惟神の高天原日本である。夜之食国は夜見国(黄泉国)、或いは常世の国で、広く東洋の地域であり、印度すなわち大月氏国(大宜都姫の国)であり…

言霊百神│三貴子の誕生⑨

この時、伊邪那岐大神から三貴子に対してオウエの三音の性能に従って、この宇宙世界を夫々が分治すべき領域が定められた。天照大御神は高天原を、月読命は夜之食国を、須佐之男命は海原を統治することとなった。高天原は叡智の世界、夜之…
2022年8月
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