言霊

言霊百神│三貴子の誕生⑬

然らば伊邪那岐大神は何故に天照大御神だけに麻邇を賜わって、他の二命には授けなかったのだろう。その理由は高天原の国日本の朝廷だけが人類の精神文明の宗家宗源としてこの麻邇の把持、継承、運営の天職に任じ、他の世界ではこれを用い…

言霊百神│三貴子の誕生⑫

この三貴子分治決定の時、伊邪那岐大神から特に天照大御神に対して御頸珠の玉を賜って、高天原を知食す天璽(あまつみしるし)とされた。頸は組霊と釈かれる。御頸珠は言霊神麻邇である。すなわち八坂之勾玉の五百箇の御統の玉である。言…

言霊百神│三貴子の誕生⑪

是等世界の精神文明、物質文明は夫々別箇に偶然に発祥したわけではない。すべて高天原に於ける世界の天津日嗣の指導に基づき、その経綸に係わる所のものである。斯うした歴史的な経緯消息は『第三文明への通路』の中で簡潔に説いて置いた…

言霊百神│三貴子の誕生⑩

三権分治の領域を地理的に説いて行ったら判り易い。高天原は叡智の国、言霊の幸倍う国である惟神の高天原日本である。夜之食国は夜見国(黄泉国)、或いは常世の国で、広く東洋の地域であり、印度すなわち大月氏国(大宜都姫の国)であり…

言霊百神│三貴子の誕生⑨

この時、伊邪那岐大神から三貴子に対してオウエの三音の性能に従って、この宇宙世界を夫々が分治すべき領域が定められた。天照大御神は高天原を、月読命は夜之食国を、須佐之男命は海原を統治することとなった。高天原は叡智の世界、夜之…

言霊百神│三貴子の誕生⑧

「神代のこと幽微、理に非ざれば通せず。」(『日本書紀』「跋文」清原国賢)であって、神道とは布斗麻邇の道理であることを知らず学ばずして神道を説いても悉く画餅に終わる。それが由って来る所の方程式の運算である百神の操作を経ずし…

言霊百神│三貴子の誕生⑦

神道の眼目でありその開眼である天照大御神、月読命、須佐之男命と云う三柱の神とは人間自体であるそれぞれの思想内容と体系展相を具備した形而上の麻邇の原理であって、単に日本人の祖先とされる理念的、神話的、歴史的存在でもなければ…

言霊百神│三貴子の誕生⑥

斯くしていよいよ岐美二神の創造すなわち修理固成の最後の結論に到達した。オウエの三つの知性を代表する三貴子の思想の体系が樹立された。初め『古事記』はウ(天之御中主神)・ア(高御産巣日神)・ワ(神産巣日神)の三音(三言霊)か…

言霊百神│三貴子の誕生⑤

かれ(此の時、)伊邪那岐命、大く歓(歓喜)ばして詔りたまはく、 吾は子生(みこう)み生みて、生みの終(はて)に、三柱の貴子(三貴子)得たりと詔りたまひて、 やがて(即ち)そ(其)の御頸珠の玉の緒(玉緒)もゆらに(、)取り…

言霊百神│三貴子の誕生④

人間はこの左右の眼すなわち二つの光明、すなわち智慧と知識、カントの謂う二種類の理性に照らされて文明を建設指導し、そして鼻(端成)に当る先端の知性である感覚を駆使してその文明を運営し、且つ一方自然物を創り変え組立直して文明…
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