気功

気功に関する問題│感覚

感覚反応に関する問題 練功中、練功者の注意力が自己の身体内部、甚だしければ身体のある部位に集中すると、生体は外部との関連が減少するので、それに応じて生体内部の感受性が高まる。しかも練功は覚醒状態でおこなうので、平常とは異…

気功に関する問題│雑念

雑念に関する問題 練功時に考えが集中しにくく、色々な雑念が起こることは、練功初心者の障害となる。初心者も平常は妄念は少ないが、練功のときにひとたび姿勢をとると妄念が次々現れ、心が乱れ落ち着かず自制できない。実際、頭に浮か…

気功に関する問題│入静

入静に関する問題 (1)入静をどのように理解するか 「入静」とは練功過程において、意念の集中によって得られる、練功者の覚醒した状態であり、外界と断絶した状況のもとに現れる、高度な安静と緊張のない快適な状態である。この状態…

気功に関する問題│放松

放松に関する問題 (1)松と放松の理解 「松」は緊張しないことを指す。 「放松」とは、一種の要求であり、これは緊張して、充実した状態に対応していわれるものである。練功者、とくに病人は練功中に、緊張状態があらわれる。 この…

気功に関する問題│用意

用意に関する問題 練功中における用意の問題は、主にはいかにして心を落ち着かせるかであり、浮・沈・寛・急の4つの状態をどのように処理し、いかに意念を用いるかである。 ①浮・沈・寛・急 浮…雑念が粉々と湧き起り、心が落ち着か…

気功に関する問題│呼吸

呼吸に関する問題 呼吸の鍛錬をマスターすることは、練功全体の進行に有利であり、疾病も速やかに好転し回復する。 ①盲目的に追求してはならない ②心を平静にして初めて気も穏やかになる ③自然に穏やかに始めるべきである ④深く…

気功に関する問題│姿勢

姿勢に関する問題 1.姿勢の選択と運用 体質と結びつける 意念を部位に集中することと結びつける 練功のステップと結びつける 気候環境と結びつける 習慣と結びつける 朝晩の要求の違いと結びつける 2.姿勢の鍛錬は堅持しなけ…

練功の要領│循序漸進

循序漸進(順序だててしだいに進む) 練功は一般的にいえば、短時間に基礎を学び、基本的な方法を習い覚えるのは可能である。しかし、練功をうまく行えるようになるには、短時間では無理であり、一定の鍛錬の過程を必ず経なければならな…

練功の要領│準確活発

準確活発 これは主に動功の肢体活動、自己按摩、自己拍撃などを行う時に、その姿勢が正しく、動作が規格に合ってはじめて、良い効果が収められることを指す。「拳を教えるのは簡単であるが、間違って身につけた拳を改めるのは難しい」と…

練功の要領│意気相依

意気相依 「意」とは練功中の意念の運用を指し、「気」とは呼吸の気と練功中のある種の感覚を指す。「相依」とは、この両者の関係が意を主にするか、気を主にするかを強調するのではなく、相互依存しなければならないことを指す・ ①意…
2024年4月
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