気功の方法…放松功② ②選択して用いる方法 分段放松…全身をいくつかの段に分け、上から下に分段して放松(リラックス)する。よく用いられる分段放松には、二種類ある。 ❶頭部→両肩両手→胸部→腹部→大腿・下腿→両足 ❷頭部→頚部→両上肢→胸腹腰部…続きを読む
気功の方法…放松功① 第5節放松功 元の上海市気功療法所は一九五七年に臨床実践と結び付け、上海中医外来の気功講座における蔣維喬のいくつかの失敗例の教訓を総括した。この総括から、練功指導では、練功者が緊張しないようにしなければならず、静功では…続きを読む
気功の方法…静功の功種 静功中の姿勢、呼吸、意念の鍛錬の三種類の功法を結合して、実践の中で成熟され、一定の特徴を備えているものが「功種」である。つまり、功種とは若干の方法を有機的に組み合わせたものである。臨床で比較的広い範囲に用いられる放松功…続きを読む
気功の方法…意念の鍛錬⑦ ③人体内部の自己調節 錬意を通じて人体内部の変化を意識的にコントロールできる。上海市気功療養所は一九五八年に、自分自身の血圧と脈拍をコントロールできる練功者を発見し、上海第一学院生理学研究室の気功グループと共同で次のよ…続きを読む
気功の方法…意念の鍛錬⑥ (4)練意の原理について ①大脳皮質、神経系統 人が物を考えたり認識したりするのは大脳の活動によるが、これは人体内部と外部環境の事物によって決定される。つまり物質が意識を決定するのである。ところが、思考や大脳皮質の活動…続きを読む
気功の方法…意念の鍛錬⑤ ③呼吸に注意する 全身リラックスに注意を払ってから、意識的に呼吸をゆっくりさせ、心を落ち着かせるために、次の二種類の呼吸法のどちらかを用いる。 数息…呼吸しながら、その回数を数える。一から十まで、あるいは一から百まで数…続きを読む
気功の方法…意念の鍛錬④ (3)常用される練意方法とその応用 錬意の中心となる内容は、意の集中およびその応用である。常用される方法には以下のものがある。 ①身体のリラックスに注意する 意識的に身体をリラックスさせることが、練功のもっとも基本的…続きを読む
気功の方法…意念の鍛錬③ ②…意守するための用意 用意の面では、古代には想像を用いる方法もあった。それは、ある幻想、幻覚を作り出し、意識を集中させ、あらかじめ期待した効果を収めようとするものである。この方法には、在想と観想の二種類がある。 在想…続きを読む
気功の方法…意念の鍛錬② (2)古代では意念鍛錬をどのように考えていたか 意念鍛錬の問題とは、意念をどのように用いるかである。『素問』上古天真論の中の「恬惔虚無、精神内守」は意念鍛錬を説いたものである。清代の張志聡の『素問集注』には「恬は安静を…続きを読む
気功の方法…意念の鍛錬① (1)意念鍛錬の重要性 気功における意念鍛錬とは、まず練功者が注意力を身体または一部の選定された部位、あるいはある種の事物にいかに集中しうるかということである。二番目には、静かに練功を行いながら、絶えず雑念を追い払うこ…続きを読む